はちみつ豆知識

はちみつの豆知識を紹介

ミツバチはヒトよりずっと昔から地球にいたと言われています。
約5000年前の新石器時代の岩壁の彫刻に蜜採りの風景が浮彫りにしてあったり、ヨーロッパには「ハチミツの歴史は人類の歴史」という言葉もあるそうです。

多くの人にはちみつについて知ってもらえるように、はちみつの豆知識を紹介します。

はちみつには「単花蜜」と「百花蜜」があります。

単花蜜:1種類の花からミツバチが蜜を集めて作ったはちみつ。
アカシアはちみつ、栗はちみつなど植物のなど植物の名前がついています。その植物ならではの味や香りが楽しめます。
はちみつ工房 つちやでは、栗はちみつを期間限定で販売することがございます。

百花蜜:いろいろな花からミツバチが蜜を集めて作ったはちみつ。
はちみつ工房 つちやのはちみつは、ほとんどが百花蜜です。
採取した時期の違いでいろいろな味を楽しんでいただけます。

働き蜂の寿命はわずか30日程。
そのうち、花の蜜や花粉を集めに行くのは約10日間。
何度も花を往復してティースプーン1杯ほどの量を集めるのです。
ミツバチに感謝して、皆様にお届けしています。

はちみつが固まったものは、成分中のブドウ糖が結晶したものです。
はちみつの種類によっては、結晶しやすいもの、結晶しにくいものがあります。 はちみつ特有の現象とされていますが、液体状にしたい場合は40℃以下のぬるま湯でゆっくり湯煎してください。

ミツバチがどの植物から蜜を集めてくるかで、はちみつの色、香り、味が違います。
一般的に色が薄いものはクセが少なく食べやすく、色の濃いものはミネラルが豊富に含まれ濃い味わいや個性的な香りがするものもあります。

純粋ハチミツは、蜂蜜自体に殺菌作用があるため糖度が80度以上ある場合は、腐らないと言われます。
しかしながら、ハチミツは経年経時により、香り風味や色合い等は変化していくとも言われます。
はちみつ工房つちやのハチミツは、香り風味色合い等も楽しんで頂きたいこだわりの純粋ハチミツのため賞味期限を採取より2年としております。

はちみつには様々なミネラルが含まれています。
採取したはちみつの時期や種類にもよりますが、化学反応をおこして一部の栄養成分を壊してしまう可能性があるので、金属製の容器やスプーンなども避けたほうが良いとされています。
はちみつは購入された容器のまま保存していただき、レモンやナッツ等をつける場合の容器も気をつけていただくとはちみつの栄養成分を壊さず食べていただけます。

はちみつの主成分は水分(約20%)と糖質(約80%)です。
糖質のほとんどは単糖類(ブドウ糖と果糖)で、砂糖などの二糖類に比べて早くエネルギーとして代謝されます。
この他にビタミンA、C、B群、ミネラルなどの多くの栄養成分が含まれています。

養蜂編

養蜂(ようほう)とは、蜂蜜や蜜蝋(みつろう)、花粉を採るためにミツバチを飼育することを言います。
はちみつ工房 つちやでは、中津川市内の5箇所に巣箱を置き養蜂を行なっております。

たくさんの方に養蜂に興味を持ってもらえるように養蜂の豆知識を紹介します。

よく「何匹くらい飼っているの?」と聞かれます。
はちみつ工房つちやのミツバチ達は巣箱の中に住んでいます。
巣箱の中には1匹の女王蜂と雄蜂、働き蜂がいます。
ひとつの巣箱にはおおよそ4万匹住んでいると言われていますが、花の少ない寒い時期には女王蜂が産卵を制御することもあり数が減ってしまうこともあります。